アイアンのライ角調整
アイアンはターゲットを正確に狙うという役割を持ったクラブです。正確な距離感が必要となります。アイアンは各番手 10〜15ヤード刻みで飛距離に差が出るように設定されています。
アイアンが合っていないと正しいスィングをした時に、狙った目標方向にボールが飛ばない可能性があります。ライ角がアップライト過ぎると左へのミス(フック、引っ掛け)を誘発しやすくなります。ライ角がフラットな場合、右へのミス(スライス、こすり球)が出やすくなってしまいます。アイアンのトゥー側(先端側)にソールの傷が多い場合は、ほとんどライ角が合っていないことが多いです。この場合ライ角をアップライトに調整することで、つかまった強いアイアンショットが打てるようになります。
自分に合ったライ角は @ミート率が上がる ?方向性が安定する
B飛距離が伸びる C打感が良くなる
自分に合ったライ角は、インパクトの時にソール全体に芝(地面)についているかどうか、身長もライ角を選ぶ時の大事にポイントです。背の高い人はアップライトなアイアン、背の低い人は一般的なアイアンでOK。又適正なライ角はその人の腕の長さや身長だけではなく、アドレスやスィングに合わせて決まります。
尚、クラブによって調整できないものもあります。軟鉄アイアンは可能ですが、ステンレスアイアンは調整できません。