前月へ 20010. 11月の豆知識 

「キックポイント」Kick Point

シャフトが湾曲して反り返るポイントで、ベンドポイントともいいます。
水平にシャフトを固定し、両端から同等の圧力をかけた時、湾曲した頂点がシャフトのどこにできるかを測定して決めます。そのポイントがヘッドに近い所にあるものを「先調子」、グリップに近い所にあるものを「手元調子」と呼んでいます。

シャフトの硬さを同一だとすると、先調子は高いボールはでるが、方向性はやや悪くなり、手元調子は低いボールだが方向性は安定する、と言われています。

非力なゴルファーは、先調子のクラブの反り返り(キックバック)を利用し、ヘッドスピードをあげ、飛距離を稼ぐことができます。反対に、ハードヒッターは手元調子のクラブを使って方向性を良くしたほうがいいとされています。

シャフトの中間でしなるのが中調子であり、万能型と云えるでしょう。そして現在中間をしならせながら、先を走らせる先中調子もあります。

自分がどの調子のシャフトがあっているのか、探し求めたほうが良と思います。