「コースレート」Course Rate
コースの難しさを表す基準で、日本では日本ゴルフ協会 (JGA ) 傘下の各地区連盟の査定委員4名が実際プレーし、ホール毎に長さ、地形、バンカーやウォータの戦略性・グリーンの難度等の諸条件を総合的に判断し、そのホールのコースレートを決めます。査定委員は、ハンデ 0.0
のスクラッチプレイヤーで、目安として10回ランドした時平均スコアが目安となります。パー (72) より大きければ難易度は高く、小さければ難易度は低い、つまり易しいコースになります。
査定法は、USGA方式がJGAの参考として使われており、コース全体のヤーデージ (長さ) をベースに、数式を表すことが出来ます。
コースレーティング = ヤデージ ÷ 200ヤード+ 38.25。 これによればコースレート 72 の標準距離は、6750ヤードです。
一般のゴルファーのハンデを決めるために必要となる数字で、ゴルフ場のグレードを表すものではありません。現在日本難易度の高いコースは、茨城県の鹿島の杜の76.4で、それに続くのは福岡センチュリーの76.1、兵庫県
ゴールデンバレーの75.5など。関東の有名コースでは、大洗 74.4、相模原 (東 ) 74.0、太平洋御殿場 73.9、霞ヶ関 (西) 73.8、袖ヶ浦
73.7、東京よみうり 72.7 等々です。