前月へ 20010. 8月の豆知識 

「ロフト」 Loft

クラブフェースの傾斜角度。角度を測定する基準が2つあるため、ロフトにも2つのフロト角度があります。

1つは、ルールブックや日本ゴルフ用品協会が定義するロフトで、シャフトの軸線に交わる平面とフェースがつくる角度のこと。「リアルロフト(真のロフト)」とか、「定義上のロフト」といいます。

それに対し、クラブを平らな面にソールしてできるフェースの傾斜角度を、「オリジナルロフト(そのクラブ本来の)」といいます。ソールにスクールにスクープ角度がついていると、リアルロフトよりオリジナルロフトは大きくなります。

日本ゴルフ用品協会は、基準ロフトを ウッド  

NO.1 NO.3 NO.4 NO.5
11゜ 17゜ 20゜ 23゜

と決めておりますが、現在メタルの時代となり

NO.1 NO.3 NO.4 NO.5 NO.7 NO.9
10゜ 15゜ 17゜ 19゜ 21゜ 23゜

と基準が変わりつつあります。

※ メーカーによってのロフト基準に違いがあります。

アイアン基準ロフト

NO.2 NO.3 NO.4 NO.5 NO.6 NO.7 NO.8 NO.9 PW SW
20゜ 23゜ 27゜ 31゜ 35゜ 39゜ 43゜ 47゜ 51゜ 56゜

となっておりますが、上記と同様現在ワンクラブたっているのが基準と考えてください。

NO.3 NO.4 NO.5 NO.6 NO.7 NO.8 NO.9 PW AW SW
20゜ 23゜ 27゜ 31゜ 35゜ 39゜ 43゜ 47゜ 51゜ 56゜

ロフトとは、古代エジプト語で、大空とか空気という言葉に由来し、そこから高く打ち上げるとか、倉庫の2階という意味がでてきています。