前月へ 20010. 6月の豆知識 

「 トルク 」 Torgue

クラブヘッドの重量と速度によって生まれるシャフトの「ねじれ」の事です。表示されるトルクの数値が小さいほど 「ねじれ」は少ない事になります。一般的にシャフトのフレックス(曲がり)が大きい方がトルクも大きくなります。

計測方法はシャフトのグリップ側を固定し、シャフトの先端に1フィートの長さの水平翼をつけ、1ポイントの重量をぶら下げ曲がりの度合いを計る方法です。一般的にスチールシャフトは2.7前後で、カーボンシャフトは3.5〜4.0となります。この頃はスチールシャフトよりトルクの少ないカーボンシャフトもでています。それはまったくねじれのない強いシャフトです。

語源はスコットランドに残る古いケルト語で、「金属をねじって造る首飾り」に由来します。シャフトの特性としてねじれを(トルク)を利用してボールを飛ばすという使命があります。現在シャフトにTorgueの表示されている(参考程度)があります。

非力なゴルファーと力のあるゴルファーでは、トルクの選び方が違うので自分にあったトルクのシャフトを選んだ方がベターです。