前月へ 2009. 5 月の豆知識 

フェアウェイとラフ

フェアウェイとは、スルーザーグリーン (コース内全てのハザード <バンガー、池、沼、OBゾーン> とプレイヤーがブレーしているティーグランドとグリーン以外の区域。) 
  *プレイヤーがプレイしていないティーグランドとグリーンはスルーザーグリーンです。

ラフとは、フェアウェイやグリーンを取り囲むように作られた、芝草を伸ばした区域を言う。フェアウェイとともに、最も使われているゴルフ用語ながら、ルール上はスルーザグリーンとして扱われます。

世界のPGAツアーでは、ラフの刈高は100ミリ以上、セミラフは35〜40ミリとなっています。全米オープンのラフは、世界一厳しさを保つため、より深く伸ばされ、そこに打ち込んだブレーヤーに何分の一かのペナルティを支払わせる設定になっている。

全米オープンは、膝まで自然に伸びたヘビーラフが特徴であるが、これは雑草も交じったフェスキュー芝でできいています。深く厳しいラフのことを、タイガーカントリー(虎の住む国)とか、ジャングルと表現することもあります。

ラフを伸ばさなかったマスターズも、1999年より1インチ半(35ミリ)位のラフの区域を設けるようになりました。