ウェッジの4本のセッティング
ロフト | |||||||||||
アイアン NO | NO.2 | NO.3 | NO.4 | NO.5 | NO.6 | NO.7 | NO.8 | NO.9 | PW | P/S | SW |
1980年以前 | 20゜ | 23゜ | 27゜ | 31゜ | 35゜ | 39゜ | 43゜ | 47゜ | 51゜ | 56゜ | |
1984年 ジャンボモデル | 17゜ | 20゜ | 23゜ | 27゜ | 31゜ | 35゜ | 39゜ | 43゜ | 47゜ | 51゜ | 56゜ |
2007年 ゼクシオ | 20゜ | 22゜ | 24゛ | 27゜ | 30゜ | 34゜ | 39゜ | 44゜ | 50゜ | 56゜ |
1980年以前は、アイアン NO.5 のロフトは31゜、NO.9は47゜、PWは51゜が一般的でした。約4゜刻みでした。
1984年 BSジャンボモデルが、PWとSWの間にPSを組み込み10本セットとし、それに伴いロフトも一番手たて、
NO.5のロフトをno.4にし、NO.7をNO.6にし、PSをPWのロフトにして発売しました。
そして、2007年に発売されたゼクシオモデルは、NO.7をみれば1980年代のNO.5のロフトに匹敵しますし、PWはNO.8に近いロフトになっている、いわゆる超ストロングロフトのアイアンです。
以上の推移は、クラブの進化が影響しているのは確実です。ヘッドの低重心化や深重心化、材質の進化等々でロフトをたてても、ボールが上がり距離も以前と同じ番手より、1クラブ、2クラブと飛ぶアイアンになっています。N0.8でNO.6の飛距離が出せるクラブになったとの事です。
それはそれで良い事なのですが、PWからのPS、SWのロフトの差が大きくなってしまい、短い距離感が難しくなるという問題が生じてきました。そこでPW、P/S、SWの3本セットを4本セットにするゴルファーが増えてきました。
NO.9が何度のロフトを使用しているのか、PWのロフトが何度であるかで違いますが、
P/S、AW 50゜、51゜、52゜、53゜ SW 56゜、57゜、58゜ LW 60゜
各種ありますので、ストロングロフトを使用している方はロフトの差を考え、4本セットのウェッジに設定しゴルフを易しくした方が賢明と思います。