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サンドウェッジの発明者   ジーン・サラゼン

ジーン・サラゼン  ( 1902 〜 1999年 )。史上初のグランドスラム ( マスターズ、全米プロ、全米OP、全英OP ) を達成したプロゴルファー。  

ゴルフ用具の世界ではサンドウェッジの発明者として知られています。サラゼンはバンカーショップが苦手でしたが、飛行機のフラップを見て、バンカーシヨットもソール後方を下げればヘッドが浮き、砂にもぐり込まないのではと考えました。現在バウンズソールと呼ばれる、後方が下がったソールのバンカー用アイアンを携えて '32年の全英オープンに参加、見事に優勝した。翌 '33年には 「サラゼン・サンドアイアン」がウィルソンから売り出され、今日のサンドウェッジの原型とされる。

一昔前、サンドウェッジの名前をダイナマイトと呼んだ時代がありました。サンドウェッジのソールがきわめてワイドで重量の重いヘッドでした。バランスは当然 E1〜5位あり、砂を爆発させボールをグリーン上にオンさせるウェッジの意味でした。その後リンクスのサンドウェッジが全盛期を迎え、現在では皆様ご存知の用に角溝のフェースで諸々のバンスのサンドウェッジが発売されており、ゴルファーの要望に答えています。