2007.6 月の豆知識 

新発売 三菱 BASSARA ( バサラ ) 軽量シャフト


この度 三菱から発売された軽量シャフト「バサラ」について、三菱の資料と自分が感じえた感想を記したいと思います。バサラの意味は、南北朝時代に流行した風潮で派手な衣装をした伊達な風体(伊達男)や粋な振る舞いなどの美意識や粋な価値観を表現した言葉です。語源はダイヤモンドの意味があります。

さてバサラシャフトですが、先に発売されたディアマナが競技指向に強いゴルファーをターゲットにしたシャフトで、実際その様なゴルファーに支持されております。それに対してバサラは、幅広い層(ビキナーからベテラン競技指向)をターゲットにしたシヤフトです。下記の表を見ていただければ良く理解できると思います。

フレックス  重 量   トルク   調 子 
 バサラ F53  S 55g 4.4 中調子
R 54g 4.5 中調子
Lite 51g 4.5 中調子
 バサラ F43 S 49g 4.9 中調子
R 48g 5.0 中調子
Lite 46g 5.0 中調子


安定性と重量感のあるインパクトを求めるゴルファーにはディアマナ シャフトを軽量化し、更なる飛距離を振り易さを求めるゴルファーにはバサラになります。

@ バサラシヤフトの特徴は「超微細均質コンポジット構造 」
   ( カーボンの粉より細かくしそれをより均一にしたカーボンシャフト )
  バサラはこのシートを用い通常のカーボンシャフトの厚さより1/4の厚さのシートを用い
  三菱がシヤフトにすることに成功しました。シャフトに蓄積されるカーボンシャフトの密
  度が高くなり、従来の40g、50g代のシャフトに比べ剛いシヤフトとなり、粘り・シャフトの
  走り・弾きが良くなり安定性に磨きがかかりシャフトの復元性が高いシャフトになりまし
  た。

A シャフトのシナリの特徴として、全体がしなる様なオーソドックなフィーリングを持ち、手元
   から中間にかけ大きくしなり先端をより強くしたため中間から先端にしなりの谷間ができ、
   よりハジキ感が感じられヘッドが走る感があります。

B シャフトの選び方として、使用しているアイアンシャフトが軽量スチールならF53、カーボン
   シャフトが装着されたアイアンを使用しているならF43、そして長尺のドライバーを使用して
   いる方で、重さが気になるゴルファーにも良いと思います。ヘッドスピードが上がり先端の
   鋭いしなり戻りがあるのて゛長尺特有の振り遅れを防止できます。

   従来の40〜50g代のシャフトは柔らかくひ弱な感じがし、どうしてもボールに力が伝わらず
   球筋が先にいってたれる傾向がありましたが、バサラはそれが解消されたシャフトです。
   クラブが重く感じられ強い球筋、曲がりを抑えたいアベレージゴルファには最適でしょう。
   試してみてはいかがですか。