2006.3月の豆知識 

ウェッジ選びの6つのポイント その1

 2月の豆知識でウェッジの選び方には6つの要素があると書きましたが、6つの要素を具体的に述べたいと思います。
今月はその中で3つの要素をあげてみたいと思います。

1. 構えのよさ

自分のイメージ通りの形状及び構えやすさをチェックする

2. フェースの開きやすさ

フェースの開きやすいか、いないかはクラブの応用力を高めるのに重要なポイントです。形状的にはリーディングエッヂの丸いものが最適です。
フェースの開きやすさは、バランス角が大きくソールの幅の広いモデルは、フェースを開くほどリーディングエッジが浮き上がり、軟らかい砂がひいてあるバンガーでは砂をはじくには有効ですが、地面が硬いフェアウェイや硬いバンガーなどはヘッドがはじかれショットのミスを招きます。
そこでこの頃では人気のあるウェッジの傾向として、バランスをすくなくし(ローバランス)、ボールだけを拾える機能を向上させながら幅広ソールにして、フェースを開いた時適度にバランスを使えるようなウェッジになっています。

3. ヘッドの抜けのよさ

ラフがきつい、芝が粘る、ボールが沈む、グリーン上でスピンがかかる等々、ヘッドの抜けの良し悪しには重要な機能です。
その条件を満たすため、ヘッドを小ぶりにしソール形状にトウ、ヒール側をカットし接地面を小さくヘッドの抜けを高めているウェッジ、そしてソールのラウンドを微妙につけたものが良いでしょう。