ゴルフ雑学
先日某カタログをみていましたところ、面白い記事が掲載されていましたので、今月はそれを紹介いたします。
『 どうしてゴルフコースは18ホールなの ? 』
ゴルフの聖地スコットランドのセントアンドリュースでは、18世紀中ごろまで22ホールあったのですが、コースの土地の一部を市に返還することになり、4ホール分を返して18ホールになったわけです。結果的にはこの18ホールというのが、ラウンド時間的にも丁度良いということになり、それ以降各地のコースもこの18ホールを基準として1ラウンドとするようになりました。一説にはポケットウィスキーを持参し、1ホール1杯づつ飲み、丁度カラになるのが18ホール目になるので、18ホールにしたという説もあります。
『 どうして “アウト” “イン” というの ? 』
発祥の地セントアンドリュースのレイアウトは、同じグリーンを使って往復するコースになっているので、行きの9ホールを “ゴーイングアウト” (略してアウト)、帰りの9ホールを “カミングイン” (略してイン) と呼んだ事に由来しています。ちなみにアメリカでは、アウトを “フロントナイン” 、インを “バックナイン” と呼んでいます。
『 “オーナー” ? それとも “オナー” ? 』
意外と間違えて使っている人が多いようですね。正しくは “ オナー ” (
Honour ) です。ラテン語で名誉尊敬という意味。ゴルフではティショットを最初に打つプレイヤーの栄称としてつかわれます。
“ オーナー ” ( Owner ) と発音すると所有者という意味になってしまいます。正しい発音に気をつけましょう。
『 ゴルフ場ではどうしてヤードをつかうの ? 』
日本では以前はメートル表示していた時期がありましたが、今はどのコースでもヤード表示なのはどうしてでしょう
?
イギリスやアメリカはメートル法に加盟しておらず、今尚ヤードやポンドを使っています。ゴルフは世界的にもイギリス、アメリカがリーダーシップをとっているだけに、ゴルフ界もこれに従わざるを得ないといった状況なのです。