2005.1月の豆知識 

ゴルフのシャフトの名称と意味

この頃シャフトについている記号や数字について聞かれることがあります。新年初めの豆知識はシャフトの特性の説明をしたいと思います。                                                                     
1. 重量 Wt

シャフトの重量が重過ぎると振り切れず、軽すぎるとタイミングがとりにくいので、重量の要素は重要です。一般的に以前のカーボンシヤフトのWtは、ウェットで70〜75gが標準的でしたが、軽量化に伴い今は60〜65gが標準的な重量と考えてください。パワーがあれば重いもの、スイングブレーンやリズムで打つ人は軽めの方が良いでしょう。                   

2. フレックス FX

シャフトの手元側端を固定し、ヘッド側に錘(おもり)を下げて下がり具合を判断する硬さの基準です。硬い順に X. S. R. A. L という記号で表されます。R-1. R-2. という記号がありますが、R-1の方が硬めであり、R-2の方が柔らかめと考えてください。一般的にハードヒッターの方は硬い方を選びます。ただし、重要なことは、各メーカーにより著しく表示がバラバラなのが現状です。ラベルの記号だけで判断するのは危険です。その都度相談して下さい。                         

3.キックポイント Kp

シャフトがどこでしなるかを示す言葉です。実際計り方での測定基準がないため、前記同様各メーカーで違いが出てきます。一般的に元、中、先調子で中間の先中調子のシャフトがあります。どのような調子のシャフトがあっているのかは、2004年2月豆知識を参考にして下さい。                                                         

4. トルク Tq

シャフトのネジレやすさの事。近年数値で表されています、ヘッド側に1フィートの腕木をつけて、その先に1ポイントの錘を下げて、シャフトのネジレ具合を調べるのが一般的な測定です。ただしどこに腕木をつけるかで各メーカーバラバラなので、参考までと考えた方が良いでしょう。数値が大きくなればネジレは大きく、数値が小さくなればネジレは小さく棒状なシャフトになります。私は一般的な数値は4が標準的な数値と考えております。                                      
その他

バット径 But   グリップ側のシャフトの直径を表す言葉
            一般的には≒15.5mm位です。

チップ径 Tip   シャフトの先端の直径を表す言葉
            一般的には8.7mm〜8.8mmです。

それぞれのシャフトには特徴がありますので、どのようなシャフトがあっているのか考えてみて下さい。シャフトによってかなり飛距離や方向性が変わってくるはずです。ご相談をお待ちいたしております。
尚、本年度よりフジクラシャフト、グラファイトシャフトの交換の値段を大幅に値下げさせていただきました。ご利用ください。