自分に合ったクラブを選びましょう !!
先日45〜50才位の男性のお客様がご来店しました。お客様が "曲がらず飛ばす為にSシャフト装着のドライバーを購入した所、右に左に曲がってしまいうのですが、どうしてでしょうか?"
"以前使用していたRシャフト装着のドライバーの方が、コントロールが良いのは、どうしてですか?"
とご相談をうけました。2本のドライバーを調べましたところ
重 量 | トルク | キックポイント | 総重量 | |
Rシャフト | 65g | 4.0 | 中 | 318g |
Sシャフト | 56g | 5.0 | 中 | 305g |
これではお客様にとって以前使用していたRシャフトと比較をするとSシャフトのドライバーは、オーバーに言えばAシャフト(Rシャフトより柔らかいいシャフト)になってしまいます。これでは良いと思い購入したドライバーは、結果的に悪いドライバーになってしまいました。どうしてこのような事態になったのでしょうか。
それぞれのメーカー、モデルによって、クラブ自体の平均的な年齢対象をどこに設定するかによって異なります。実際メーカー、モデルによって、Rシャフトの設定はバラバラです。各々のクラブを比べると、平均的なRシャフトを基準にした場合、RがSになり、SがRになり、SがXになったりするのです。前記のお客様のドライバーは60代の人を対象にし、設定したRシャフトのドライバーたのです。新しく購入したクラブはもっと年齢の上の人が使用するよう設定されたドライバーだったのです。逆にプロや若い人向きに設定されたクラブは年配の人にとってはきついものがあります。
現在ドライバーのヘッドがどのメーカーも一定の水準に達していますので、装着されているシャフトに注目し、自分にあったクラブを購入することが大切です。私はお客様よりシャフト交換を依頼された時、どのようなクラブがお客様に合うのかを見つけることが、私の大仕事です。私の選び方は、年齢、体型(身長・体重・握力)、ヘッドスピード、スポーツ歴、職業、現在・過去に使用していたクラブ、球筋、そしてお客様のクラブの希望価格等を聞きながら、私の考えとお客様との希望を十分に話しあって一緒にシャフトを選ぶようにしています。