長尺ドライバー
2017.3月豆知識にて短尺ドライバーを書きましたが、今月は最近は使う人も少なくなってきている傾向のある長尺ドライバーについて書いていきたいと思います。
ヘッドの大型化とともにドライバーは長くなってきました。パーシモン時代は43インチが一般的でしたが、その頃のヘッドの体積は150cc程度。現在は460ccが一般的ですのでヘッドの体積は約3倍になりました。現在は45〜45.5インチが一般的です。全長46インチ以上の長尺ドライバーは振り遅れる、球がばらつくことがデメリットありますが。
とはいえ長尺ドライバーは飛距離を伸ばす上で大きな効果があります。長尺ドライバーで打つとヘッドスピードが上がります。クラブを1インチ伸ばすとヘッドスピードは1m/s上がります。飛距離は10ヤード伸びると言われています。しかし、クラブが長くなればスウィングのズレが大きくなりミート率が下がり、ダフしてしまう人も多くいますので。ゆっくりと振り切ることを心がけた方が良いと思います。
長尺ドライバーにする場合
・ドライバーを長くした場合、クラブは長くなれば長くなるほど振りにくくなりますので、総重量を軽くします。
・総重量を軽くするためには、シャフトを軽いものにします。これは必要不可欠な要素です。
球がばらつくゴルファはヘッドを軽くした方が良いでしょう。
最近は技術の進歩で長尺用として軽く硬いシャフトが発売されています。 重量 50g以下
・長尺ドライバーはシャフトのしなりが大きくなるので、ロフトを抑えたヘッドが良く、フックフェースのヘッドを選んだ方が良いでしょう。
長尺ドライバーか短尺ドライバーか、自分のスィング、力、クセ等考えてドライバー選びをしてみるのもクラブ選びの大切な要素です。