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シャフト選びについて  その➁  キックポイント


自分に合ったシャフトを探し出す中で、シャフトのキックポイントも重要です。キックポイントとは、シャフトのどの部分がもっともしなり易いかを表します。
シャフトのキックポイント(調子)には、「先調子」「中調子」「元調子」があります。

①  先調子
  ・ シャフトの先端側のしなり
  ・ 手元が硬く、先端が軟らかい
  ・ 最もクセのないシャフト
  ・ 弾道が高くなる
  ・ 球の捕まりが良い
  ・ 弾道が高くなる

  * タメ (シャフト)のしなり具合) の強い人向き
  * クラブを上から振り下ろすスィングの人
  * スライスしがちな人

➁  中調子
  ・ シャフトの中央がしなる
  ・ 手元先端が硬い

  * しなり方にクセがなく、動く部分が少ないので、安定感が得られる
  * 万人向きのシャフト

③  元調子
  ・ 手元側がしなる
  ・ 手元が柔らかく、先端が硬い

  * 飛距離アップするが、弾道が低くなる
  * タメのない人向き

自分のスィングの特徴をしることで、自分に合ったキックポイントを探し出すことが出来ます。自分のタメの強さに合わせて、シャフトの手元の強さを決めることも大事です。

又、「先調子」「中調子」「元調子」の中には、粘り系シャフト、弾き系シャフトがあります。

A  粘り系シャフト
  ・ センター部分が柔らかいシャフトで、スィング中にシャフトのしなりを感じやすいので、スィンガープレーヤーに合います。

B  弾き系シャフト
  ・ センター部分が硬いシャフトで、スィング中にシャフトのしなりを感じ難いので、ヒッタータイプのプレイヤーに合います。


シャフトも色々なタイプ、種類があります。最近は各メーカーからの多種多様なシャフトが販売されている中から、自分に合ったシャフトを選び出すことは難しいことです。最も重要なことは、そのシャフトで気持ちよく振りぬけること、ボールが狙った方向に飛ぶこと。がシャフト選びをする鍵になると思います。