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シャフト選びについて  その@  振動数 (cpm)


今月からシャフト選びについてお話ししたいと思います。ゴルフクラブのシャフトはクラブの8割りをしめるくらい大事要素になっています。自分にあったゴルフクラブはシャフト選びが大切です。今月の豆知識はクラブ選びをする時のシャフトの知識を何回かに分けて書いていきたいと思います。

今月は振動数についてお話ししたいと思います。当店にある振動数計を使うことで振動数を計ることが出来ます。振動数とはシャフトの硬さ(フレックス)を示す確かな基準となり、シャフトが硬ければその分だけ振動数の数値が大きくなり、シャフトが軟らかければその分だけ振動数の数値は小さくなります。又、ヘッド重量が重いとcpm数値が小さくなり、シャフトは軟らかくなります。ヘッド重量が軽いと大きくなります。振動数はゴルフクラブの長さとの関係も大きいです。ゴルフクラブが長いほど振動数は小さくなります。フレックスに比例し、ヘッド重量に反比例します。

スィングテンポが早めの方は、やや大きめの振動数を、ゆったりした方はやや小さめな振動数を、力の強い方は大きな振動数を、力の弱い方は少ない振動数を、レディスの方、高齢の方、皆それぞれにあった振動数をみつけることです。大切なのはクラブセットの振動数が調和されていることです。調和されていることでどのクラブを握っても自然なテンポでスィングでき、ナイスショットの確立も増えます。しかし、クラブセットがバラバラな振動数あると良い結果は得られません。

尚、各々のシャフトメーカーの種類によって、振動数値は違ってきます。

シャフトの数値はおよそ7つのフレックスに分類できます。
※ cpm の目安数値  長さ  45inch

 1  超硬い  XX  よりハートヒッター向き  290-
 2  かなり硬い  X  ハードヒッター向き  280 - 290
 3 やや硬い   S  力のある男性向き  260 - 280
 4  平均的  R 一般男性向き   250 - 260
 5  やや軟らかい  A  力のある女性向、力のない男性  230 - 250
 6  かなり軟らかい  L  一般の女性向  210 - 230
 7  超軟らかい  LL  ひ弱な女性  210以下

自分の力、スィング、その他年齢、体型、ゴルフ歴、ヘッドスピード、癖 等々に合わせたフレックスと振動数を加味して使用することが重要です。自分に合ったシャフトのフレックスを見つけることが自分の力を最大限に引き出すことができ、スコアアップにもつながります。しかし、自分に合ったシャフトをみつけることはなかなか難しいことでもあります。

当店では長年の豊富な知識と、沢山のゴルファーのお客様と携わってきた経験をもとに、お客様にあったシャフトを探し出していくことも、ゴルフクラブ専門店の当店の重要な仕事です。お客様と話し合い数多いシャフトの中からよりお客様に満足頂けるシャフトを選び、すべてのゴルファーのニーズに合わせて
「より遠くへ飛ばしたい」「もっとスコアを伸ばしたい」「ゴルフが上手になりたい」 等々
欲望を満たすクラブ創りのお手伝いをしていきたいと思います。

クラブに悩みをお持ちの方、ぜひ当店にお越しいただきご相談ください。お待ちしております。