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ドライバーのヘッド



20年ちょっと前のクラブは、柿の木を材料とするヘッドが主流でしたが、現在はステンレス、チタンと素材が進化してきました。ヘッドの大きさもパーシモンは200cc前後、現在は460ccとヘッドの大型化に変わり、容積が大きくなったことで、より安定したショットと、より反発が上がりたわみが大きくなりました。

ヘッドが軽量化し低重心になったことで、ボールがより高く飛ぶようになりました。ヘッドが軽量になったことで、パワーがなくとも簡単にヘッドスピードが上げられ、クラブが振り易くなりました。またヘッドの軽量に伴いクラブも長くなりました。パーシモンクラブは42インチ〜43インチであったのが、現在は45インチと随分と長くなっていることを感じます。ヘッドの中には重いヘッドもありますが、ヘッド形状が大きくなると慣性モーメントが大きくなるので、力のあるゴルファであれば飛距離が伸び、球の曲がり幅や飛距離ロスを抑えられます。ヘッドの重量はゴルファの力やスィング他関係してきますので、自分に合う重さを知ってクラブ選びをすることが必要です。クラブ重量270g前後は超軽量クラブ、310gを超えると重量クラブとなります。クラブの長さが長くなるほど(46インチ〜48インチ)軽量ヘッド(180g〜195g)を使用し、クラブの長さが(44インチ〜45インチ)の場合、重量ヘッド(198g〜200g)を選ぶのが良いでしょう。ドライバーを選ぶ時は重量のチェックをすることも大切です。

ドライバーはクラブの中で一番飛ばせるクラブです。「より遠くへ飛ばすことができ」「まっすぐ曲がらない」すべてのゴルファの願いです。よりスコアアップする為にドライバー選びはゴルファの一番注目するクラブです。クラブにあれこれ迷い、自分に合ったクラブに出会えることもゴルフの楽しみのひとつです。