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キックポイント

シャフトの一番良くしなる場所のことで、一般的には  ・手元がしなる場合  手元調子、  ・中間部分がしなる場合  中調子、  ・先がしなる場合  先調子  と言い、手元調子ですと球筋が低くなると言われ、先調子ですと球が上がりやすくなり、その中間の球筋が中調子となります。

スチールシャフトの場合、そのキックポイントの位置は数センチと言われています。カーボンシャフトだと、極端に手元、先にあるものから作られるようになり、また手元と先の2ヶ所をゆるめ中間を硬くす「ダブルキック」といった作り方もあります。

キックポイントの測定法は、以前よりいくつかありましたが、絶対的な基準になるものはありません。各ーカーによってまちまちなのが現状です。元、中、先調子を感じられるのは、人間が感じ分ける感性の方が確かかも知れません。