「オーガスタナショナルGC」の歴史
今年もゴルフ祭典マスターズゴルフトーナメントが、4月12日からジョージア州オーガスタで開催されます。オーガスタナショナルGCの歴史を記したいと思います。
●1931年
昭和6年7月 29才の若きヒーローのボビージョーンズとコース設計者 A.マッケンジー 61才の両者がオーガスタ郊外の果樹園を下見。
●1932年
2月 B.ジョーンズが指揮した造成工事は、5月27日に完了。工期はわずか76日間だった。基礎造成で動かした土量は10万立方メートルで、表土を地ならしした程度に過ぎない。
秋 全ホールの芝貼りが完了。
●1933年
昭和8年 オーガスタナショナルGC」として正式オープン。
●1934年
1月 マッケンジー氏死去。
3月22日〜25日 「ファースト・アニュアル・インビテーション・トーナメント」として開催。ホートン・スミスが初代チャンピオンに。第1回大会はアウトとインが現在とは逆だった。
●1935年
第2回大会でジーン・サラゼンが15番ホールでアルバトロスを達成して、翌日のプレーオフで大逆転優勝。新聞は"マスター(達人)たちの競演"と大々的に報じた。
●1937年
ペリー・マックスウェルにより、早くも10番ホールを改造。以後改造の歴史が始まる。
●1939年
昭和14年 「ザ・マスターズ・トーナメント」が正式名称。
●1943年〜1945年
戦争でマスターズ中止。
●1951年
R.T.ジョーンズ・シニアの改造で、11番と16番ホールがウォーターホールの名作に大変身した。
●1952年
ベン・ホーガンの提案により歴代優勝による晩餐会「チャンピオン・ディナー」が始まる。
●1960年
「パー3コンテスト」が始まる。
●1966年
ジャック・ニクラスの3連覇阻止の為、18番の左にバンカーを新設。
●1967年
昭和42年 日本TBS がマスターズを放映開始。
●1981年
バミューダ芝からベント芝に変更された。「ガラスのグリーン」はバイオ工学の輝かしい成果である。
●1997年
タイガー・ウッズか18アンダーという驚異的な新記録で優勝。21才3ヶ月の最年少優勝を記録。
●1998年
ファーストカットが設けられる。
●1999年
ラフが出現。
●2002年
トム・ファジオが大規模なコース改造を実施。現在は全長7500ヤード、パー72。
●2012年
オーガスタナショナルGCは、初めての女性会員を迎え入れた。