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ヘッド体積

ゴルフクラブのヘッドの体積。ヘッドの大きさを表すのに、複雑な形状で計算しにくいため水の体積が1cc=1立法センチメートルであることを利用し、最近ではcm3で表しています。ステンレスやチタンの製造技術が十分発達していない頃にはヘッド体積が大きいほど慣性モーメントが大きくなり、ワイドエリアのヘッドになりました。

今では十分大きなヘッドが作れるようになるとともに、同体積でも形状が違えば重心位置等も変わるため、体積で性能を推測する傾向は弱まっています。さらにルールによりヘッド体積の上限が460cm3 (測定誤差10cm3) と定められ、これ以上の大型ヘッドはルール違反となるため、大型ヘッド競争は終わりを告げそうになりそうです。