前月へ 2011.11 月の豆知識 

ゴルフ(打数の少なさを競う球技)

陸上競技や水上競技、スキーやスケートなどのタイムトライヤルにスピードの速さ、すなわち時間の少なさを争うレースがありますが、数をより少なくするとして、優越を決めるスポーツはゴルフ球技しかありません。野球、テニス、バスケット等々は得点の多さを競う球技で、すなわち、ゴルフはストローク(打数)の少なさを競う唯一の球技です。

ゴルフには、マッチプレーとストロークプレーの2種類の競技方法があり、700年としう長いゴルフの歴史の中で、マッチプレーが先に確立し後にストロークプレーが行われるようになったのは、200年前です。マッチプレーはストロークの少なさを基盤としますが、勝ちのホールの数を多くするとしう特徴があります。

それに対し、ストロークプレーは、数少なさだけを競うという 「減数のゲーム性」 により、世界に普及し、万人に愛されるスポーツの地盤を築くに至った訳です。