アイアンクラブ ジガー ( JG ) と チッパー ( CP )
JPとCPは、フェースの上下幅が狭く、パターのように打つアプローチ専用のアイアンクラブのことで、グリーンエッジや短いアプローチには最適なクラブです。
1922年 (大正 11年) 現在のパワービルト社が発売したジガーは、アイアン 3〜5番のロフトが主でしたが、現在ではピッチングウェッジのロフトまである、ユーティリティークラブの代表的存在となりました。JPとCPは、シャフトが短くライ角がパターに近いので、ダフることなく転がせ楽に寄せることができるクラブです。
現在ローハンデからハイハンデの人の武器として重宝されています。古くはスコットランドでアイアンが作られた頃から、7番アイアン (マッシー・ニブリック
) の別様として使われました。( 別に6番との説もあります ) 打球面が2面あるジガーは禁止されており、パターとジガーの違いは、ロフトが10゜以下かどうかということです。パターのロフトは現在
0゜〜4゜と思ってください。
尚、ジガーやチッパーを使用する事に抵抗のあるゴルファーがおりますが、JPはクラブとして認められている以上、おおいに活用されると良いと思います。