日米のゴルフ環境の相違
いよいよ本格的なゴルフシーズンとなり、年少ゴルファーが世界各国で活躍しています。特に米国での女子プロゴルファーの若返りには驚いています。
アメリカのレッスンの教え方の一例として、それぞれ教わる人には 上手な子もいれば、そうでない子もいて、皆まちまちな格好をして
ボールを打つ。 うまく当たらない子には、それなりのアドバイスを受ける、ところが上手な子でも格好のよくない子がいて、どうしたらよい
とインストラクターに意見を求めるととしたら、
インストラクターは 「 どんなショットをするのかね 」 と尋ねると、
その子は 「 ボールは真っ直ぐ飛びます 」と答えたとする。
先生は「 それは直す必要はなく、真っ直ぐ飛んでいるうちは楽しいはずです。曲がりだしらどうしたらよいか
相談しましょう 」と答えるそうです。
このことは型にはめるのではなく、その子の自発的な行動を促し 自主性をもたらせ、ゴルフをエンジョイさせる方法
と思われます。
アメリカのゴルフ場には、必ずプロゴルファーが経営するプロショップがあり、さまざまな相談に応じ 初心者教室やジュニア教室を主催しています。日本のゴルフ場には そういうシステムがなく、ただ料金を払ってプレーをさせてもらうだけのゴルフ場です。このことが大きな違いです。
アメリカでのジュニア教室では、まずルールを教えゴルフのエチケット、ゴルフ場でのプレーのマナーを徹底的に教え、ボールを打たせるそうです。ゴルフを一般的な生活ルール、社会的生活のレール上にのせて教えるそうです。日本もジュニアの育成をアメリカ方式に育てる土壌を早く作って欲しいものです。