2005.10月の豆知識 

青木功プロのクラブ操縦術 NO.2

先月記載しました様に青木功プロは、クラブを愛し非常に大切にしております。

青木功プロは新しいアイアンクラブに変える時、約3ヶ月間毎日試打しクラブを手なずけ自分のものにするそうです。そして1本だけどうしても打ち続けても馴染まない番手のクラブが出てきた場合、その番手のアイアンクラブを半インチ短くしたら手名づけるかも知れないと思い、半インチカットし打ってみたところ見違えるショットがでて、めでたしのところですが・・・・・しかし青木功プロは、他の番手がどんなによくとも右にならいで他のアイアンクラブも半インチ短くするそうです。1本だけ短くし他の番手をそのままにしておくと、セットとしてさまざまなスペック(ライ角やプル角)が狂うからとの事で、1本の異端児のために他のクラブがへそを曲げるとのクラブに対する観念、心情なのだそうです。

青木功プロはゴルフは "感情のゴルフ" だから自分のフィーリングに合わないクラブは使用しないし、使うからにはそのクラブを好きになる事、好きになるまで何千球も打ち続け、自分の感性に合わせるそうです。打ち続けどうしても合わない場合は、 " 全取替え " し毎日好きになるまでまた打ち続けるそうです。それには体力がなければならないので、『 心 技 体 』 ではなく、青木功プロは 『 体 技 心 』 だそうです。14本のクラブを全部自由自在に操るまで練習し、それに対応できる体力を維持ているそうです。

1本として嫌いなクラブ、苦手なクラブがないから 「 世界の青木 」 になれたのです。