前月へ 2012. 12月の豆知識

ゴルフににまつわる疑問D

質問 1 練習グリーンとコース内のグリーン、同じ速さなんでしょうか ?

ゴルフ場の多くは練習グリーンのほうが重いコースがあります。この理由を探ると、
「練習グリーンは多くの人が踏みつけるため、芝の傷みが早いので、本グリーン並みに刈ることは出来ない」
「本グリーンで打ち過ぎる人より打てない人が多いので、練習グリーンを少し遅めにしておくことで、しっかり打てて、プレーの進行がスムーズになる」
との理由から遅めの練習グリーンが多いです。

ちなみにPGM広報部のコメントは
「本グリーンと練習グリーンは同じ速さになるよう、日々努めております」とのことです。


質問 2 練習場のボールって、コースで使うボールと違いますよね ?  

練習場用ボールは繰り返し打撃された際の耐久性が重視される場合が多く、それに適した設計がされています。
狭い練習場などで施設外にボールが飛び出すのを防ぐために、飛距離や高さが出にくいように設計されたボールが多く採用されています。
コースに近い性能・打感で練習ができるように、R & A 公認球となっている練習用ウレタンカバーのボールなどもあります。構造や性能はニーズに応じて様々です。

練習場によって使用するボールが違いますので、どの様なボールを使用しているか、聞いてみるのも一考です。


質問 3 難しいクラブで練習したほうがいいという先輩と、簡単なクラブで練習したほうが上達するという先輩の意見で困っています・・・。

昔は難しいクラブでスィング作りをした方がいいと言われましたが、今はあまり難しすぎるものを使わないほうがいいと思います。結局悪いクセがついてしまうと、直すのにも時間がかかります。それよりも楽なクラブでバランス良く振ったほうが、良いスィングが身につきます。

よく重いものを振るようにすると良いといわれますが、重いものを振らせても、余計に手に力を入れてしまう人もいるわけで、おのおのに合ったクラブを使うことは非常に大切です。
難しすぎるものを使う必要性はあまりないです。